2月11日に荷役作業における災害時の重篤度を理解するため「ホイスト、玉掛作業のリスクレベル」の体感訓練を行いました。
重量物が吊り上げ中心から外れた際、どの程度吊荷が振れ、どれほどの衝撃力があるかを鉄製の箱(スクラップ入れ)を使い実践しました。


ホイストで荷を吊る際、吊り上げの中心と荷の重心がずれた状態で吊り上げると、吊り上げの中心方向へ荷が引き寄せられ、挟まれや、接触等のリスクがあります。
そのため、ホイストの中心と荷の重心のずれは1方向からだけではなく、最低でも2方向から玉掛位置を確認し、地切後に吊荷が安定していることを確認して、ゆっくりと持ち上げましょう。
ホイストの操作は有資格者が行うとしても、周りにいる従業員は過信せず、常に危険予知をしましょう。
